ジュエリーコーディネーターってどんな資格?
ジュエリーコーディネーターとは

ジュエリーコーディネーターとは、宝飾品、貴金属製品の販売におけるスペシャリストです。
ジュエリーの販売は誰でも出来る仕事ではありません。宝石の価値、制作技術、コーディネートのセンス、接客技術など、様々な知識が必要となります。
将来、ジュエリーの販売現場で活躍したい方や、現在ジュエリーの販売に携わっている方にお勧めしたい資格です。
社団法人日本ジュエリー協会(JJA)による検定です。
どんな試験があるの?

ジュエリーコーディネーター3級試験は年2回、8月と3月に行われています。
試験はマークシート方式の筆記試験のみで、合格率は6割程度です。
しっかり勉強すれば、問題ないレベルです。
試験内容は基本的にJJAのテキストから出題されます。逆に言うと、それ以外からは出題されません。テキストを隅から隅まで勉強する必要があります。
勉強法としては、独学、通信講座、専門講座(日本宝飾クラフト学院など)など。
将来、宝飾加工やジュエリー販売の仕事に就きたいのなら、本格的に技術や知識が学べる専門学校がオススメ。
私は宝石の街、御徒町にある日本宝飾クラフト学院で学びましたが、その他有名どころでは、ヒコ・みづのジュエリーカレッジや、日本ジュエリーアカデミー、ダイヤモンドの[4C]の考案で有名な米国宝石学会の日本校、GIA JAPANがあります。
以下のサイトから資料請求できます。
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通信講座では模擬テストが受けられますので、試験傾向やポイントを押さえた学習ができます。
もちろん、やる気さえあれば独学でも充分だと思います。
関連資格は?

ジュエリーの販売員を目指すのであれば、商工会議所検定の「販売士」も同時に取得するとよいでしょう。
内容が一部同じ(接客技術、商品陳列など)ですので、同時に勉強すれば効率的ですし、販売士の資格(というよりは「販売技術」や「マナー」そのものですけど)も販売員にとっては必要な知識です。
レベルはジュエリーコーディネーター3級と販売士3級が同程度です。
また、ジュエリーということで言えば、作り手側の資格として、宝飾クラフト教育振興会が主催する「ワックスジュエリー検定」があります。
これは2005年から始まったもので、筆者も第一回目の試験を受験、合格しています。
指定されたデザインからワックス原型を制作する実技試験です。
その他、ジュエリー、アクセサリー関係の販売員、デザイナーに役立ちそうな資格としては、色彩検定講座があります。
就職に関して
ジュエリーの制作、鑑別、販売の仕事に就きたい場合は、通信講座ではなく、実技を個別に学べる専門学校をおすすめします。
ブライダルなど、周辺業界のスキルとして、カラー講座、ブライダル講座といった講座も役立つかもしれません。
学習方法とこのサイトの使い方
本サイトは、ジュエリーコーディネーター(JC)資格に興味のある方、ない方を問わず、ジュエリーコーディネーターという資格をより深く知っていただくためのサイトです。
興味のある方向けに、試験対策としてポイントを解説していますが、実際に受験するのであれば、もちろんこのサイトの情報だけでは不十分です。
テキストに沿って勉強されることを強くお勧め致します。
ただし、試験勉強が不慣れな方はJJA発行のテキストや模擬試験だけですと、おそらくポイントが掴めず、どのように学習をすすめていったらよいのかわからないと思います。
本サイトをご活用いただき、ポイントの整理、学習方針の参考になさって下さい。
ジュエリーコーディネーター3級検定の受験対策
ジュエリーコーディネーターの受験勉強には、前項でご紹介したジュエリーコーディネーター3級検定の公式テキストは必須です。
楽天またはAmazonで購入可能です。
JC3の通信講座(産業能率大学)
私自身は宝飾技術の専門学校へ通いましたが、2年で200万円以上の授業料がかかります。
検定試験だけを目的とするならば、産業能率大学の通信講座を受講する方法もあります。